永遠も半ばを過ぎて

Kindle化してくれないかなーとずっと横目で眺めてる本。

永遠も半ばを過ぎて (文春文庫)

永遠も半ばを過ぎて (文春文庫)

筋肉少女帯の新譜の歌詞に出てきて、なんかすごい含蓄のある言葉だなーと思い、オーケンの事だからまた何かのサブカルからの引用だろうとぐぐったらビンゴでした。中島らもさんをサブカルと呼んでいいのかどうかは知りませんけれど。

人生は永遠とも言えるような途方もなく永いものだと思っていたのに、気が付けば両親もお別れの時をリアルに意識してしまう年齢になっていたし、私自身も半ばを過ぎたと言える年齢に近付きつつあるのを実感してます。若い頃には絶対に、この言葉には反応できなかったことでしょう。

もちろん紙の本をポチればAmazonさんは明日にも届けてくれるわけですが、勝手に変に期待値を膨らませてしまっているために? 今すぐじゃなくてもいいかな、何かのついででいいよね、みたいな微妙な距離感を保ちつつ、ある日Kindle化してるのに気付き何気ない振りしてサラッと読みたい。そんな感じの一冊です。

というか紙の本を買わなくなって久しいので、こんな時くらい買っちゃえばいいのにという気も、しないでもないのですけれど。